2021-05-28 第204回国会 衆議院 環境委員会 第12号
この基地は、我が国の南西防衛の強化、又は、米軍の空母艦載機離着陸訓練、FCLPを実施することになれば日米同盟の強化にも大きく貢献する重要なものでございます。 その上で、環境影響評価手続の中で、施設整備が馬毛島のニホンジカ等の自然環境等に対して与える影響について、適切に調査、予測及び評価を行い、必要に応じて環境保全措置を取る等、適切に対応していく所存でございます。 以上でございます。
この基地は、我が国の南西防衛の強化、又は、米軍の空母艦載機離着陸訓練、FCLPを実施することになれば日米同盟の強化にも大きく貢献する重要なものでございます。 その上で、環境影響評価手続の中で、施設整備が馬毛島のニホンジカ等の自然環境等に対して与える影響について、適切に調査、予測及び評価を行い、必要に応じて環境保全措置を取る等、適切に対応していく所存でございます。 以上でございます。
米空母艦載機離着陸訓練というのは、陸上の滑走路を空母の甲板に見立ててタッチ・アンド・ゴーを繰り返し、すさまじい爆音をまき散らします。一回の訓練で十日間程度、飛行回数は二千回から三千回にも上るとされています。訓練は朝から深夜三時まで続き、数分置きにひっきりなしに飛び続けます。 さらに、政府は、島の全部を基地化し、陸海空の自衛隊によるあらゆる訓練、演習を予定しています。
防衛副大臣は、この間、鹿児島県と西之表市を訪問し、馬毛島での空母艦載機離着陸訓練の実施などについて関係自治体への説明を行いました。 これまで馬毛島が報道されるたびに地元は反対の要請を行い、国からはそのような事実はないとの説明を受けてきました。にもかかわらず、今回2プラス2に盛り込まれたことに、地元の不信と憤りは極めて強いものがあります。